白崎ケース店について

About

story of shirasaki case

白崎ケース店では、完全受注生産でケースをお作りしております。ケースの色、形、素材 等、お客様のご要望を熟練したクラフトマンがハンドメイドで叶えます。
ケースの中に納める品を一層引き立てるケースをご提供いたします。

白崎 茂太郎

1901年、初代白崎茂太郎は築地警察署に勤務しておりましたが、巡回中に偶然手作りで桐箱を生産しているのを見掛け、手先が器用だった彼は自分でも手による物作りを仕事にしたいと考えました。そして、木挽町(現在の中央区銀座1丁目)に白崎ケース店を創業しました。茂太郎は、当時主流だった桐箱に対抗しようと考え、日本ではまだ入手困難だったベルベットの布地をドイツから輸入して、それを桐箱の外側から貼り込み洋風な箱として売り出しました。これがその時代の人達にはとても目新しく、大ヒット商品になりました。「木地に布地を貼りこむ」この技術が現在でも受け継がれ、白崎ケース店のルーツとなるものです。
現在、恵比寿に会社を構えてケースの企画・製造・販売を行っています。 場所柄、デザイナー・アーティスト・クリエイターと呼ばれる方々から、ご注文やご相談を受けたり、他にも多くのブランド品のケースを作っています。又、素材に拘り、天然木の無垢板を使用したケースや、本革のケース、本絹のケースetc. 高級品を収納する為のケースを中心に作っています。

COMPANY

会社情報

company profile

NAME 株式会社 白崎ケース店
ADDRESS 東京都渋谷区恵比寿3-36-8 H.WaySideYebisu 1F
Google Map
TEL 03-3442-7465
FAX 03-3442-7466
TIME AM 10:00 〜 PM 5:00 (平日)
MAIL info@shirasakicase.com

STORY

100年の時を経ても指先に込める情熱は変わらない

初代の白崎茂太郎が中央区銀座1丁目(旧:木挽町)に白崎ケース店を創業したのが1901年。当時主流だった桐箱に対して、日本では入手困難だったベルベットの布地をドイツから輸入し、桐箱の外側から貼り込み、まったく新しい洋風な箱として売り出しました。優雅な光沢を持つベルベッドを配し、丁寧に仕上げられた逸品は、当時の人の目に新鮮に映り、化粧箱の新たな流行を作り出しました。この“木地に布地を貼りこむ技術”は100年以上経った今も受け継がれています。同時に、伝統を重んじながらも、つねに新しい視点でひとつ上の品質を目指す。初代茂太郎の情熱も、私たちの中に確かに息づいています。

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人の想いは人の手で丁寧に届けたい

歴史に残るような芸術作品や建造物が細部までこまやかに美しく仕上げられているように、美しいものは、美しいものの集合で生まれると信じています。ものづくりにあたっては、素材のひとつ一つまで、目を配り、気を配り、素材の裁断、貼付け、組み立てといったすべての工程を人の手によって丁寧に仕上げています。どれだけ機械や技術が進化しても、この作り方が変わることはありません。これからも私たちは、主役をもっとも輝かせる最高の脇役として、ぬくもりあるこの手で、世界にひとつだけの製品を作り続けていきます。

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